G5 Projectの各アルバム等で使用しているフォントって何?とのご質問を頂いたのでフォントについて。

Microgramma というフォントです。 Microgrammaについては英語版Wikipediaに記事があります。 http://en.wikipedia.org/wiki/Microgramma_(typeface)

1950年代に作られたフォントなのですが、洗練されてて素敵でカッコイイ書体です。

Microgrammaを設計したイタリアのデザイナー、アルドノバレーゼが1962年に Microgrammaを洗練させた形で作ったフォントがEurostile。こちらも英語版Wikipediaに紹介記事があります。http://en.wikipedia.org/wiki/Eurostile

これらは2001年宇宙の旅や僕が大好きなスタートレックシリーズでも使われていたのでSFや宇宙、未来といったイメージがあります。

Microgramma、Eurostileは様々なメーカーがデジタル化していますが、僕が使っているのは Bitstream社から出ている Square 721 Extended というフォントです。リンク先はMyfontですが1書体24.75ドル、だいたい2500円程度で買えるようです。

 

日本で買う場合、もっとお得な購入方法があります。インプレスさんが出している「TrueTypeフォントパーフェクトコレクション」 こちらならBitstream社のフォントが500書体入って3129円!という超破格プライスです。Microgrammaだけじゃなくて、他にも有名フォントが多数収録されています。

最新のものは改訂6版ですが、毎回の改訂は現在のOSでの使い方説明等の補足関係でCD-ROMの収録内容に差はないとのことなので店頭に古い版のものがあっても心配せず購入しちゃって大丈夫です。ちなみに僕が持っているのは改訂第3版でした。

さて、1つ2500円の書体が500書体だとざっと125万円なんですけど、それが3000円程度で買えるならめがっさお買い得ですよね。おまけに廉価版というわけでもなく、使用用途に縛りがあるわけでなく、商用利用もOKなのです。なぜそんなに安いのだろう…とずっと思っていたのですが、同じ疑問を持たれて調べられた方がネットでいらっしゃいました。

『TrueTypeフォントパーフェクトコレクション』がここまで安い理由

著者の方がTwitterで答えて下さった 話が載っています。

 

やはり洗練された素敵な書体を使えると、デザインや文書作成でも一段と見栄えがよくなりますよ!「TrueTypeフォントパーフェクトコレクション」オススメです!

 

 

G5 ProjectのWebサイトでは、Googleが提供しているwebfont、Google Fontsのサービスの「Michroma」を使っています。これもまたMicrogrammaをベースにしたと思われるフォントで自分のウェブサイトで無料で使うことが出来ます。超ありがたい!他にも良いフォントがびっくりするぐらいたくさん提供されているので、ウェブサイトでかっこいいフォントを使いたいけど、画像にして貼るのもなぁ…なんて思う方には間違いなくオススメです。ほんとオススメ。

 

というわけで、Twitterでお答えした内容やその他まとめてみました。